米デルの2-4月期:3.7%増益、海外販売が好調-株価上昇(2)

パソコンメーカー世界2位の米デルが29日 発表した2008年2-4月(第1四半期)決算は、前年同期比3.7%の増益とな り、アナリスト予想を上回った。海外販売が好調で、米国内売り上げを初めて超 えた。

デルの発表資料によれば、純利益は7億8400万ドル(1株当たり38セン ト)と、前年同期の7億5600万ドル(同34セント)から増加。ブルームバー グ・ニュースがまとめた1株利益のアナリスト予想(33セント)を上回った。 アジアの売り上げが19%増、欧州と中東、アフリカが15%増と大きく伸び、売 上高を161億ドルに押し上げた。

ドナルド・カーティ最高財務責任者(CFO)はこの日の電話会議で、今回 の決算は業績好転の「初期兆候」だと指摘した。マイケル・デル最高経営責任者 (CEO)はこの1年間、ヒューレット・パッカード(HP)追撃を目指し、ウ ォールマート・ストアーズなど小売店との提携に力を入れてきた。HPは過去7 四半期間、パソコン出荷でトップを維持している。

エドワード・ジョーンズのアナリスト、ウィリアム・クレハー氏は電話イン タビューで、「米景気減速にもかかわらず、デルは海外販売の改善に支えられ、 力強い売り上げの伸びを示した」と分析した。

デルのプリンターとパソコンは世界の1万3000を超える店舗で販売されて いる。同社の株価は、時間外取引で一時2.34ドル高の24.15ドルを付けた。通 常取引終値は21.81ドル。年初から前日まで12%下落している。

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