シカゴ小麦:9カ月ぶり安値-10年ぶり豊作予想の冬小麦収穫開始で

シカゴ商品取引所(CBOT)では29日、 小麦相場が一時、昨年8月以来の安値まで下げた。米国の一部の地域で冬小麦の 収穫が始まったことが要因。米政府は、米国産冬小麦が10年ぶりの豊作になると 予想している。

米農務省によると、冬小麦の生産高は前年同期比17%増の17億8000万ブッ シェルと、1998年以降で最大になると予想される。昨年9-11月の作付けは約 4%増加した。小麦相場は過去最高値の13.495ドルに達した2月27日以降、 45%下落している。

RBCデイン・ラウシャー(ミネアポリス)の商品部門マネジャー、ダン・ キュッヒェンマイスター氏は「相場高騰が安値につながっている」と指摘。「小 麦の作付けはかなり増えており、ようやく適度な量の収穫高が確保できそうだ」 との見方を示した。

シカゴ商品取引所(CBOT)の小麦先物相場7月限終値は、前日比15.5セ ント(2%)安の1ブッシェル当たり7.435ドル。一時は7.3075ドルと、中心限 月としては昨年8月29日以来の安値まで下げた。

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