【注目株】レンゴー、トヨタ、ヤフー、大成建、菱洋エレ、資産運用

30日の材料銘柄は以下の通り。

日本製紙グループ本社(3893)、レンゴー(3941):30日付の朝日新聞朝刊 によると、両社が経営統合の検討を開始。両社の売上高(2008年3月期)合 算は1兆6500億円で、統合が実現すれば王子製紙(3861)を上回り、首位にな るという。製紙業界は、古紙や重油など原燃料の急騰と国内市場の飽和に苦し み、統合による規模拡大と生産効率化を狙うという。

トヨタ自動車(7203):30日付の東京新聞朝刊によると、米国カリフォル ニア州にある米ゼネラル・モーターズ(GM)との合弁工場で、ハイブリッド 車「プリウス」の生産開始についてGMと交渉。日米中の3大市場で生産体制 を整え、2012年にハイブリッド車の年間販売100万台を目指すという。

ヤフー(4689):30日付の日本経済新聞朝刊によると、6月から20誌以上 の雑誌記事をインターネットで楽しめるサービスを開始。雑誌の掲載記事に加 え、各誌がネット向けに企画した記事などを無料で閲覧できる。第1弾として、 講談社や小学館など15の国内出版社が発行する女性誌や男性誌、生活情報誌 など22誌が参加する見通し。

大成建設(1801):30日付の日経新聞朝刊によると、2009年3月期海外売 上高は前期比1.4倍の2330億円となる見通し。国内建設需要が縮小する中で 新興国など海外での受注を拡大、工事売上高に占める海外工事の比率は同4ポ イント高い17%になる見込み。アルジェリアの高速道路、カタールの新ドー ハ国際空港、トルコのボスポラス海峡横断鉄道などの大型案件が進ちょく。

原油関連株:29日のニューヨーク原油先物相場はバレル当たり4ドルを 超える急反落。7月限の終値は3.4%安の1バレル=126.62ドルだった。消費 者が最高値圏にある燃料の購入を渋っている兆候が示されたほか、ドルの上昇 に伴いヘッジ策としての原油の投資妙味が減退しているとみられた。米ダラス 連銀は29日までにウェブサイトに掲載した書簡「エコノミック・レター」で、 供給に支障がなければ、1バレル=100ドル以上の原油相場が今後10年間に わたって続く可能性は低いとの見解を示した。

中北製作所(6496):米投資ファンドのスティール・パートナーズが保有す る発行済み株式の12.96%に当たる248万3000株を5月9日付で、中北製社 員の宮田彰久氏に約30億円で売却していたことが分かった。30日付の日本経 済新聞朝刊が報じたもので、同紙では「4年来の大株主だったスティールの 『出口』は将来の“社長候補”という異例の結末となった」と解説、宮田氏は 中北健一社長の娘婿。

菱洋エレクトロ(8068):デジタル家電向けの半導体の出荷が減少したほ か、パソコン用の記録型DVD装置向けレーザーダイオードが低迷、2-4月 期(第1四半期)の連結営業利益は前年同期比53%減の4億4200万円となっ た。据え置かれた7月中間期の営業益予想に対する進ちょく率は58%。

三越伊勢丹ホールディングス(3099):武藤信一会長兼CEOは29日午後、 都内で開催された国際会議で、「今の20代はすでに物があふれたなかで生活 をしている。積極的に物を生活に取り入れるというよりも、保守的に生活を考 えている。両親、祖父母などからの所得の移転による購買という視点で考えた ほうがいい」と指摘、売り方の工夫が必要だと述べた。

資産運用業界:上場ヘッジファンド運用会社として世界最大級の英マン・ グループが29日に発表した2008年3月期決算によると、税引き前利益は前年 比60%増の21億ドルだった。旗艦ファンド「AHLディバーシファイド」の 1年前からのリターンはプラス37%で、クレディ・スイス/トレモント・ヘ ッジファンド指数のプラス7.3%を大きくアウトパフォームした。3月末の運 用資産は785億ドル(約8兆2600億円)。

スルガコーポレーション(1880):同社所有の商業ビルの立ち退きを委託し ていた会社関係者が弁護士法違反の疑いで逮捕された影響で不動産の売却が頓 挫、継続企業の前提(ゴーイングコンサーン)に係る重大な疑義が生じている。 同社は今月26日に決算発表を行う予定だったが、3日遅延。2008年3月期の 連結純利益は前の期比2.4%増の79億円となった。

カウボーイ(9971):スパークス証券やゴールドマン・サックスグループな どのスポンサーの意向を受けて札幌周辺の大型店9店に経営資源を集中させた ものの、北海道経済の低迷や他社との売価競争で経営体力が低下、3月中間期 の連結最終損益は13億円の赤字となった。9月通期の予想値は据え置き、15 億円の赤字を見込む。前期実績は112億円の赤字。

土屋ホーム(1840):北海道や東北地方の経済悪化に加え、資材高騰の悪影 響を受けて採算性も悪化、2008年10月期の連結最終損益は9億4000万円の 赤字となる見込み。前回予想は2億円の黒字、前期実績は2億4600万円の赤 字だった。

マツモト(7901):08年4月通期の最終損益は2億1100万円の赤字となっ たもようで、前回予想より9100万円赤字幅が拡大する。生徒・学生数の減少 に伴って学校アルバムの受注競争が激化、競り負けるケースが増え、主力の学 校アルバム部門の売上高は22億円と、目標を6.6%下回った。

サイバーエージェント(4751):4月の連結売上高は前年同月比28%増の 70億円だった。投資育成事業を除いたベースでは27.4%増。

アスクル(2678):5月度の月次売上高は153億円だった。稼働日を調整し た実質ベースの前年同月比は3.5%増。12カ月累計の売上高は1891億円で前 の期から7.6%の増加。購入客数が7.6%伸び、客単価は0.1%上昇した。

ぴあ(4337):凸版印刷(7911)と資本業務提携。凸版に対し10億円規模 の第三者割当増資を実施する。増資後の凸版の持株比率は8.73%。インター ネット関連事業での連携などを図る。

タカラバイオ(4974):抗炎症効果などが期待される黄色色素「カルコン」 を濃縮したサプリメント「明日葉カルコン」を6月3日に発売する。内容量は 90粒、希望小売価格6090円。

アコーディア・ゴルフ(2131):リゾート事業を手掛けるリゾートソリュー ション(5261)から山梨県都留市のゴルフコース「ブリティッシュガーデンクラ ブ」(18ホール)を買収する。買収額は非開示。業績影響は軽微。

クレッシェンド投資法人(8966):西武新宿線「田無」駅から徒歩10分 の6F建てのファミリー向け賃貸物件「ヴァンテ田無」を約9億1100万円で 取得する。不動産鑑定評価書によると、DCF(ディスカウント・キャッシ ュ・フロー)法による最終還元利回りは5.1%。

ngi group(2497):発行済み株式総数の1.19%に相当する1500 株を上限に自己株式を取得する。取得期間は30日から6月30日。

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