中国人民元、対ドルで続伸-当局が「引き締め」政策継続との観測で

中国の外国為替取引では、人民元がドルに対し 続伸した。中国国家発展改革委員会(発改委)がインフレ抑制を目指し、「引き締 め型」の金融政策を継続する方針を示したことに反応した。

今月の人民元のドルに対するパフォーマンスは、アジアの10主要通貨のうち で最高となっている。中国人民銀行は輸入コストの軽減を狙い、人民元上昇を容認 している。発改委の当局者は28日、四川大地震の後でも金融政策を緩和する緊急 性はないとの見解を示した。

UBSの通貨ストラテジスト、ニザム・イドリス氏(シンガポール在勤)は、 「成長率は急低下していないが、早い時期に人民元上昇を許容していなければ、イ ンフレはより悪化していただろう」と指摘し、「今、元上昇を止めることはできな い。さもなれければインフレリスクはさらに悪化する」と語った。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は上海時間午後5 時半(日本時間同6時半)現在、前日比0.09%高の1ドル=6.9381元。一時は

6.9350元まで上昇し、2005年7月のペッグ(連動)制廃止後の最高値を付けた。 前日は6.9444元だった。人民元は今月に入り、0.69%上昇している。

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