日本の不動産相場は調整が必要、再活性化に向け-CBREトート氏

世界最大の商業不動産ブローカー、CBリ チャード・エリス・グループ(CBRE)のチーフエコノミスト、レイモンド・ トート氏は、東京の商業用不動産について、取引を再び活発化するために相場下 落が必要だとの認識を示した。

トート氏は29日、東京でインタビューに答え「米国で価格調整が必要なの と同様に、東京も大幅な価格調整を必要としている。売値と買値を合わせる必要 がある」と語った。

米国で住宅ローンのデフォルト(債務不履行)が急増し、金融機関が関連 証券で巨額の評価損と貸倒損失を計上するなか、世界で不動産投資向けの資金が 枯渇し、日本の不動産市場も影響を受けつつある。

「現在、不動産購入で東京に目を向けている投資家は皆、流動性と透明性 が高く、力強いファンダメンタルズに裏打ちされている考えられる市場への参入 に強い関心を抱いているが、来年付けると予想される価格に1割上乗せしたよう な水準で不動産を購入したくはない」と述べた。

同氏は、不動産相場は10-12月期まで下落しない可能性があると付け加え た。

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