中国人民元:対ドルで続伸-当局が「引き締め」政策継続の観測で

29日の中国外国為替取引では、人民元が ドルに対し続伸。中国国家発展改革委員会(発改委)がインフレ抑制を目指し、 「引き締め型」の金融政策を継続する方針を明らかにしたことに反応した。

今月の人民元のドルに対するパフォーマンスは、アジアの10主要通貨の うちで最高となっている。中国人民銀行は輸入コストの軽減を狙い、人民元上 昇を容認している。発改委の当局者は28日、四川大地震の後でも金融政策を 緊急に緩和する必要はないとの見解を示した。

UBSの通貨ストラテジスト、ニザム・イドリス氏(シンガポール在勤) は、「成長率は急低下していないが、早い時期に人民元上昇を許容していなけ れば、インフレはより悪化していただろう」と指摘した。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は上海時間午 前10時42分(日本時間同11時42分)現在、前日比0.1%高の1ドル=

6.9359元。前日は6.9444元だった。人民元は今月に入り、0.7%上昇して いる。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE