豪ドル:対円で半年ぶり高値-ボラティリティ低下でキャリー取引拡大

29日の外国為替市場では、オーストラ リア・ドルが円に対し半年ぶりの高値に上昇している。ボラティリティ(変動 性)の低下を受け、低金利の日本で調達した資金で高金利資産に投資するキャ リー取引が活発となった。

豪ドルは対円で3営業日続伸。通貨のボラティリティを示す指数が7カ月 ぶり低水準となり、キャリー取引が活発になった。2年物の豪国債と日本国債 の利回り格差が3月3日以来で最大となるなか、この1週間の豪ドルの上昇率 は1.6%となっている。

岡三証券の債券・通貨ディーラー、相馬勉氏は、ボラティリティが低下す るなかで投資家の間でリスク志向が改善し、豪ドルやニュージーランド(N Z)ドルなど高利回り通貨への資金注入がみられると説明した。

豪ドルは対円で、シドニー時間午前10時24分(日本時間同9時24 分)現在、1豪ドル=100円88銭とアジア時間前日遅くの100円24銭から 上昇。一時は100円89銭と、昨年11月15日の高値に達した。対米ドルで は、1豪ドル=0.9632米ドルと0.9580米ドルから上昇。22日には0.9654 米ドルと、1983年2月以来の高値を付けていた。

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