短期市場:翌日物0.50-0.505%、準備預金5.4兆円-金利先物は軟調

短期金融市場の無担保コール翌日物は0.50 -0.505%。月末や税揚げを控えて準備預金の積み需要は底堅いが、足元のレポ (現金担保付債券貸借)は低位安定している。日本銀行は朝の金融調節を見送り、 準備預金を5兆4000億円程度とした。一方、ユーロ円金利先物相場は、前日の 米債安や2年債入札を控えて軟調(金利は上昇)。

翌日物は28日の加重平均0.502%に対して、国内銀行の調達が0.50-

0.505%、外国銀行の調達は0.505%で推移している。前日も0.50-0.505%の狭 いレンジが続いたが、準備預金が5.6兆円と高水準だったことに比べて、0.50% の調達は底堅かった。

午前9時20分の定例調節が見送られ、準備預金(除くゆうちょ銀)は前日 比2000億円減の5兆4000億円程度。残り要積立額(1日平均4兆6300億円) と積み終了先(28日は1000億円)から推計した実質的な中立水準は4兆7000 億円程度に下がっている。

準備預金の積みの進ちょく率かい離幅がプラス2.7まで拡大しており、月末 や税揚げを控えて国内銀行が積み上げを進めている。ただ、20年債発行も重な る月末30日のレポは0.54%程度と金利上昇は限定的で、税揚げまで需給要因の 影響は限られている。

一方、大手銀行を中心に資金需要が見込まれる6月3日、4日の税揚げ日は、 いったん金利上昇も予想される。今後の足元資金の動向を見るうえで、税揚げ日 以降のレポも注目される。

金利先物は軟調

ユーロ円金利先物相場は軟調。米国では耐久財受注が予想を上回ったことで 景気懸念が和らぎ、原油高によるインフレ圧力もくすぶるなか、株高・債券安の 展開。米10年債利回りは約5カ月ぶりに4%を上回った。国内市場も流れを引 き継ぎ10年債が一時1.8%手前まで上昇。この日の2年債入札を控えて中短期 金利の上昇圧力も警戒されている。

中心限月となった2009年3月物は前日比0.030ポイント安い98.895で 取引を始め、一時0.045ポイント安の98.880(1.120%)と15日以来の安 値をつけている。日経平均株価が200円以上上昇し、債券先物6月物は一時70 銭超下落。期先限月に影響を与える2年スワップは1.25-1.26%付近と、前 日の1.22-1.24%を上回っている。

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