米カントリーワイドの社債保有リスク、低下-BOAによる買収を楽観

28日のクレジット・デフォルトスワップ (CDS)市場では、米住宅金融大手カントリーワイド・ファイナンシャルの 社債保証コストがここ2カ月間で最大の低下となった。米銀バンク・オブ・ア メリカ(BOA)による買収が完了するとの楽観的な観測が広がった。

CMAデータビジョンによると、カントリーワイドの住宅ローン部門の社 債に関連したCDSスプレッドは85ベーシスポイント(bp、1bp=0.01 %)低下の310bp。同社が身売りに反対する株主訴訟3件で和解に達したこ とに反応した。BOAはカントリーワイドのデビッド・サンボル社長がBOA への身売り後に退任すると発表。当初の計画では同社長が統合後の住宅ローン 部門を率いる予定だった。同社の融資実態と幹部報酬をめぐり、同社長は非難 の的になっていた。

BNPパリバの信用アナリスト、リカルド・クラインボーム氏は「市場で は買収が予定通り行われるとみられている」と指摘した。

米企業の社債保有リスクを示す指標はほぼ変わらず。ドイツ銀行によれば、 北米の投資適格級企業125社で構成するマークイットCDX北米投資適格指数 はニューヨーク時間午後2時16分(日本時間29日午前3時16分)現在、107 bp。一時は低下していたが、原油相場の反発を受けて上昇に転じた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE