【注目株】三洋電、SUMCO、アーク、ユニデン、新日鉱H、新日石

29日の材料銘柄は以下の通り。

三洋電機(6764):ハイブリッド自動車用リチウムイオン電池に関し、今 年度から大幅な投資を実施し、事業展開を加速させる。2009年から量産を開始、 15年に向けて約800億円を投資する。また、独フォルクワーゲン(VW)グル ープと同電池システムの共同開発を進めることで合意した。同電池は現行のニ ッケル水素電池に比べて小型軽量化できるのが特徴。

ユニデン(6815):08年3月期の連結経常損益は49億5200万円の赤字。前の 期は4億6100万円の黒字だった。売上高は伸びたものの、急激な円高進行によ る評価損の発生が響いた。生産効率の向上やコスト削減効果が寄与し、09年3 月期の連結経常損益は45億円の黒字浮上を見込む。

新日鉱ホールディングス(5016):同社とチッソ、東邦チタニウム(5727)の 3社は、太陽光発電用途ポリシリコンの実用化に向け、合弁会社を設立して量 産工場を建設することで合意した。合弁会社の出資比率はチッソ50%、新日鉱 30%、東邦チタ20%。

新日本石油(5001):6月の原油処理計画が前年同月比17%減の299万キ ロリットルになるとの見通しを示した。中村雅仁常務が28日、都内で記者団の 質問に答えた。また原油調達コストの高騰に伴い、6月の石油製品卸売価格を 前月比で1リットル当たり12円引き上げる方針を示した。

SUMCO(3436):08年2-4月期(第1四半期)の連結純利益は前年同期 比33%減の122億円。生産能力増強の設備投資に伴う減価償却費用の増加など が響いた。09年1月通期予想は据え置いた。

丸紅(8002):丸紅名義の書類に基づき投資した資金が回収不能になった として、米証券リーマン・ブラザーズが352億円の損害賠償を丸紅に求めてい る訴訟の第1回口頭弁論が東京地裁で28日開かれた。丸紅側は、書類は偽造さ れたもので支払い義務はないと全面的に争う姿勢を示した。

OKI(沖電気工業・6703):同社の半導体部門をローム(6963)に売却 する。10月1日に同部門を分社化したうえで、株式の95%を譲渡する。売却額 は全社の価値900億円を前提として今後詰める。

T・ZONE ホールディングス(8073):08年3月期の連結営業利益は前 の期比45%増の101億円。不動産関連事業、金融・投資関連事業が好調に推移 した。ただ事業環境は厳しく、09年3月期の連結営業利益は前期比1.3%減の 100億円を見込む。

アーク(7873):連結子会社の事業再構築に関わる費用や事業環境悪化による 固定資産減損などの計上で、08年3月期の連結純損失は272億円と、前の期か ら155億円赤字が拡大した。09年3月期は14億円の黒字化を目指す。

白洋舎(9731):1-3月(第1四半期)の連結営業損益は4億5800万円の 赤字。前年同期は7億1600万円の赤字だった。業績は季節的な要因が大きく、 第1四半期は売上高が低調に推移し、損失も計上しやすいという。

東宝(9602):コマ・スタジアム(9642)と、新宿区・歌舞伎町で東宝が所有 する土地の再開発事業に取り組むことで合意。08年12月末日を持ち、「新宿東 宝会館」を閉鎖することにした。

大京(8840):オリックスが保有する同社の優先株計1000万株を取得し、 自己株として消却すると発表。取得総額は104億円。

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