米株式相場:投資アドバイザーの約30%が調整局面入り予想-民間調査

米ニューズレターのインベスターズ・イン テリジェンスが実施した投資アドバイザー最新調査によると、米株式相場の調整 局面入り(10%下落と定義)を予想するアドバイザーの割合は5月23日終了週 に前週比で2001年4月以来最大の増加となった。

同調査によると、調整局面入りを予想した割合は23日終了週に29.9%と、 前週の21.9%から大幅に増加。S&P500種株価指数が1539.18と当時の最高値 を付けた07年6月以来の高水準となった。米金融機関の損失が拡大し、過去最 大となっているエネルギーコストが個人消費を抑制するなか、米経済の先行き懸 念が強まり、米株式相場は23日終了週に週間ベースとしてはこの4カ月で最大 の下げとなった。

レガシー・アセット・マネジメントで2億ドル相当の資産運用に携わるティ ム・ハーゼル氏は「銀行が保有する多くの担保資産は評価額が引き下げられる公 算が大きく、どこで歯止めがかかるか誰にも分からない状態だ」と指摘。「高い 収益性と巨額なボーナスなどをもたらした投資手段はなくなるか、少なくとも大 きな打撃を被った。これが今後も市場の重しとなるだろう」と説明した。

楽観派(強気派)の割合は37.9%と、前週の47.3%から低下。悲観派(弱 気派)の割合は32.2%と、前週から4.6ポイント増加した。

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