米AIGの株価急落、増資の必要性指摘したシティのリポートを嫌気

28日の米株式市場で保険最大手の 米アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の株価が急落。 シティグループのアナリスト、ジョシュア・シャンカー氏が27日付リポ ートで、AIGは先週発表した203億ドル(約2兆1220億円)の資本調 達に加え、さらに増資が必要になる可能性があると指摘したことが嫌気 された。

同氏によると、AIGは格付け会社に再び格下げされ、借り入れコ ストの上昇と収入減少に直面するよりは、50億-100億ドルの追加増資 を模索する可能性がある。AIGが2008年1-3月(第1四半期)に 78億1000万ドルの損失を計上したことを受けて、スタンダード・アン ド・プアーズ(S&P)とフィッチ・レーティングス、ムーディーズ・ インベスターズ・サービスは今月、AIGを格下げした。

AIG株価のニューヨーク市場終値は前日比1.71ドル(4.7%)安 の34.91ドルと、97年11月以来の安値を付けた。AIGの株価は年初 来では40%下落と、ダウ工業株30種平均の構成銘柄中で最大の下げと なっている。

AIGの広報担当、クリス・ウィナンズ氏は追加増資の必要性を予 想していないと述べたものの、シャンカー氏のリポートについてはコメ ントを避けた。

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