中国人民元:上昇-当局が人民元高容認との観測、インフレ抑制で

中国の外国為替取引で、人民元はドルに対し上 昇。政府がインフレ抑制を目指し、人民元の上昇を容認する兆候があるためだ。

人民元は5月に入り0.6%値上がりしており、上昇率が過去1年で月間最小と なった4月を上回った。中国人民銀行の周小川総裁は26日、四川大地震の発生を 受けて、当局が物価上昇を抑制する措置を確実に実行すべきだとの認識を明らかに した。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は上海時間午後5 時半(日本時間同6時半)現在、前日比0.17%高の1ドル=6.9444元。前日は

6.9559元だった。年初来では5.18%上昇し、2007年の年間上昇率(7%)に接近 している。

モルガン・スタンレーの中国担当チーフエコノミスト、王慶氏(香港在勤)は、 「政府は輸入インフレの加速を懸念しており、人民元上昇によってこれを抑える必 要がある」と指摘。また「4月はドルが主要通貨に対して反発し、人民元の上昇を 減速させた」と述べた。

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