世界の高級オフィス賃貸料:モスクワ2位に躍進、ロンドン首位-調査

世界最大の商業不動産ブローカー、CBリチャ ード・エリス・グループ(CBRE)が28日発表した調査によると、高級オフィ ス賃貸料の世界ランキングで、モスクワの賃貸料が過去1年でほぼ倍増し、ロンド ンのウェストエンドに次いで2位になった。

CBREが世界の173都市を対象に実施した2008年3月末までの1年間の平 均賃貸料(1平方フィート=0.0929平方メートル=当たりのドル建て)調査によ れば、モスクワは93%上昇し、これまで2位だったインドのムンバイ(41%上 昇)を抜いた。

CBREのチーフエコノミスト、レイモンド・トート氏は発表文で、「オフィ ス賃貸料は世界のインフレよりも速いペースで上がっており、経済状況や信用収縮 にもかかわらず上昇し続けている」と指摘した。

ロシア株式の指標であるMICEX指数が5年間で5倍余り上昇したことを受 け、ロシア企業は海外事業と国内での雇用を拡大している。

モスクワのオフィス賃貸料は1平方フィート当たり平均で年間232.37ドル (約2万4350円)と、首位ロンドンのウェストエンド(299.54ドル)に続いた。 東京の中心部が3位、ムンバイが4位に入った。

賃貸料の値上がり率で最高だったのは、ベトナムのホーチミンで、94%上昇し た。モスクワとシンガポール、キプロスのニコシア、ノルウェーのオスロがこれに 続いた。

米州では、米ニューヨークのマンハッタン中心部(103.43ドル)が最も高い 賃貸料で、世界では13位となった。カナダのカルガリーやアルゼンチンのブエノ スアイレス、ブラジルのリオデジャネイロがこれに続いた。

オフィス賃貸料と上昇率のランキングは以下の通り。

最も高い賃貸料         最も高い上昇率

1. ロンドンのウェストエンド 1. ホーチミン

2. モスクワ 2. モスクワ

3. 東京(中心部) 3. シンガポール

4. ムンバイ 4. ニコシア

5. 東京(中心部以外) 5. オスロ

6. ロンドンのシティー 6. テルアビブ

7. ニューデリー 7. ドバイ

8. パリ 8. ムンバイ

9. シンガポール 9. マニラ

10. ドバイ 10. パース

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