OKI:半導体部門をロームに売却、価格は900億円軸-10月1日(2)

経営改革に取り組んでいる情報通信機器メ ーカーのOKI(沖電気工業)は半導体部門をロームに売却する。10月1日に 同部門を分社化したうえで、株式の95%を譲渡する。売却額は全社の価値900 億円を前提として今後詰める。両社が同日発表した。

OKIの半導体部門は従業員約6000人。通信用や車載用の大規模集積回路 (LSI)などを手掛けているが、競争力が低下する中、専業メーカーとの統合 で事業を継続する。ロームは、OKIとの事業の重複が比較的少ないこといから、 買収を通じて製品の幅を広げ、「垂直統合型」の半導体企業としての成長を目指 す。

沖は同時に今期(2009年3月期)の連結業績予想を発表した。売上高は前 期比2.7%減の7000億円、営業利益はほぼ倍増の120億円を見込むが、純損益 は棚卸資産の評価基準変更などで140億円の赤字(前期は5億6700万円の黒 字)に転じる。

OKIの株価終値は前日比8円(3.8%)高の218円。ロームは100円 (1.5%)安の6510円。

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