中国:一部の海外投資家による商品先物投資を認可も-上海先物取引所

上海先物取引所の労光熊・副最高経営責 任者(CEO)は28日、中国が、一定基準を満たす適格外国機関投資家(Q FII)による商品先物への投資を認める可能性があるとの見方を示した。中 国は、金属と穀物の世界最大の消費国。

労・副CEOは同日、上海で開催された会議でインタビューに応じ、Q FIIによる「取引が認められれば、上海先物取引所が先物取引のより良いプ ラットフォームになる」との見通しを示した。同氏は、この計画は検討中であ ると述べた。

経済成長率が高い伸びを示し、生産能力への投資が世界的に不足するなか、 原料価格は上昇。中国の商品取引額は2007年に過去最高に達した。中国はゴ ムなどの商品の国際価格に影響を及ぼすにもかかわらず、同国の商品取引所は 外国人に開放されていない。

上海先物取引所の王立華理事長は28日、この会議でインタビューに応じ、 「米国でのサブプライム危機の影響で中国の規制当局はリスク管理に関してよ り慎重になっている。このため、中国の商品市場でQFIIによる投資が認可 される時期を特定するのは難しい」と述べた。

中国紙、中国経営報は07年8月、中国がQFIIによる商品先物や株式 指数先物への投資を最大10億ドル(約1040億円)まで認める方針であると、 匿名のQFII幹部の話として伝えた。

労・副CEOはまた、上海先物取引所が年内に鉄鋼製品先物を導入する可 能性が高いとし「鉄筋や鋼線などの鉄鋼製品を上場する準備は整っている。規 制当局からの認可が必要だ」と語った。中国は世界最大の鉄鋼生産・消費国。

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