三洋電:ハイブリッド用リチウムイオン電池は09年に量産-大幅な投資

三洋電機は28日、ハイブリッド自動車用リ チウムイオン電池に関し、今年度から大幅な投資を実施し、事業展開を加速させ ると発表した。2009年から量産を開始、15年に向けて約800億円を投資する。 また、独フォルクワーゲン(VW)グループと同電池システムの共同開発を進め ることで合意した。同電池は現行のニッケル水素電池に比べて小型軽量化できる のが特徴。

三洋電の徳島工場では、09年3月までに同電池の量産ラインを導入し、年 間1万5000-2万台相当を生産する予定。また、15年に向けて、同電池事業で 累計約800億円を投資、月産1000万個体制へ拡大する。新たな生産拠点は複数 候補地から選択して10年に設立する。

さらに、三洋電は、家庭用電源で充電可能なプラグインハイブリッド自動車 用リチウムイオン電池の早期商品化に向けて開発を進めており、11年の導入を 目指す。

リチウムイオン電池をめぐっては日産自動車がNECグループと、三菱自動 車はジーエス・ユアサコーポレーションおよび三菱商事とそれぞれ組んで09年 から量産を開始するほか、トヨタ自動車と松下電器産業も量産化を検討している。 また日立製作所は10年から米ゼネラル・モーターズ(GM)に供給を開始する など、内外の自動車メーカーが電気メーカーなどと組んで次世代電池の早期開発、 量産化にしのぎを削っている。

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