米SEC:ベアー・スターンズの取引資料提出求め、精査へ-WSJ紙

米紙ウォールストリート・ジャーナル(W SJ、オンライン版)は28日、米証券大手ベアー・スターンズが、金融業界の 大手プレーヤーの一部が同社の身売りに至るまでの数週間に、同社関連の取引 を減らしていたことを示す文書を米証券取引委員会(SEC)に提出すると報 じた。このなかにはゴールドマン・サックス・グループやシタデル・インベス トメント・グループ、ポールソンなどが含まれるという。

同紙が事情に詳しい複数の関係者の話として伝えたところによると、SE Cは3月のベアー・スターンズ危機をめぐる事情について調査している。その 一環としてこれらの取引記録の提出を求め、これを精査する計画だという。S ECはこれらの資料から、トレーディングにおいて市場操作やその他の方法で ベアー・スターンズ危機の原因となるような不正な協調行動がなかったかを見 極める方針。

WSJ紙が閲覧した取引記録によれば、ベアー・スターンズが危機に陥っ た3月半ばまでの3週間に、ゴールドマンとシタデル、ポールソンはベアー・ スターンズを相手方とした取引、約400件を解消していた。これは他社に比べ て多かったと同紙は指摘した。SECはトレーディング記録のなかで通常と異 なる部分を指摘するようベアー・スターンズに求め、同社は近くこれに応じる 見込みだと関係者は述べている。

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