NY原油時間外:続落-エネルギー価格高騰で米国の燃料需要が後退

ニューヨーク原油先物相場はアジア時間28 日午前の時間外取引で続落。4月以来で最大の下落局面が続いている。景気減 速と過去最高のエネルギー価格により、米国の燃料消費が減少している兆候が あるためだ。

27日発表された5月の米消費者信頼感指数はここ15年余りで最低の水準 に低下した。ドルはユーロに対し上昇し、商品への投資妙味が薄れた。ここ1 年はドル安・ユーロ高の影響相殺を目指す投資家にとって、エネルギーと金属 の魅力が高まっていた。

アラロン・トレーディングのシニアトレーダー、フィル・フリン氏は「こ うした水準の相場には不安がある」と述べ、「高水準のエネルギー価格は経済に 大きな影響を与え、需要にも影響を及ぼしている可能性がある」と説明した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物7月限は一時、最大で 前日比55セント(0.4%)安の1バレル=128.30ドルまで下げた後、シドニ ー時間午前8時21分(日本時間同7時21分)現在は128.36ドルで推移して いる。27日は3ドル余り下落し、1日の下げとしては4月29日以来の大幅下 落となった。先物相場は22日に135.09ドルと、1983年の取引開始以来の高 値を付け、1年前の2倍の水準に達した。

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