DIAMの山崎氏:インフレと景気懸念が綱引き、金利方向感出にくい

DIAMアセットマネジメントのエグゼク ティブファンドマネジャー、山崎信人氏は28日、ブルームバーグ テレビジョン とのインタビューで、債券相場の見通しについて、以下のようにコメントした。

きょうの相場展開について:

「昨日は、米金利が若干上がったので、いったん金利は上昇した後、市場が 不安定な中で、もみ合う展開を予想している。新発10年債利回りで1.74%-

1.80%、先物6月物で133円95銭から134円55銭ぐらいのレンジではないか」

最近の債券相場について:

「長い目でみれば、インフレ懸念と景気後退懸念の綱引き。景気が減速して いる日米など先進国は悪い物価上昇になるので、消費は落ちるだろう。日本は減 税も利下げもしておらず賃金も上がらないので減速。米国は今、減税をやってい るので、その効果を見極めるのに3カ月以上かかる」

「原油価格も目先読みにくいが、景気が減速してくれば、さすがに影響して くるだろう。白川方明日銀総裁が言っているように不透明要因が強いので、数カ 月かかる持久戦。長期的な方向感を考えるには時期尚早という感じ」

「本来、インフレ懸念を背景に、米国よりも日本の金利が上昇し、乱高下し たのは、需給要因が大きい。金利が上昇したので、投げ売りした人も多いが、逆 にショート(売り建て)もたまっているだろう。目先は、需給面では前日に20 年債入札をこなしたので、今週の最悪期は過ぎたと思う」

--共同取材:吉田尚史 Editor:Hidenori Yamanaka,Tetsuzo Ushiroyama

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