米ジェオビック:コバルト鉱山の開発資金で日本の企業などと交渉

カメルーンで世界最大のコバルト鉱山の開 発を計画している米ジェオビック・マイニング社は27日、総額3億9800万ド ル(約410億円)のこのプロジェクトの開発資金支援で、日本や韓国、中国の 企業と交渉していることを明らかにした。

同社のジャック・シャーボーン最高経営責任者(CEO)が同日、ブルー ムバーグニュースとのインタビューで明らかにした。シャーボーン氏によれば、 アドバイザーを務める米銀大手のシティグループが交渉の窓口となり、この3 カ国の政府機関が一段と資金提供しやすいように、一定価格で鉱物を買い取る よう促している。

シャーボーン氏は、ある日本の政府系機関が「日本企業が関与する限りは 融資に応じる」方針を明らかにするとともに、「数多くの極東企業と同様の話し 合いを進めている」と述べた。

コバルトは主に充電用電池や飛行機のタービンなどに用いられる。世界最 大の埋蔵量を誇るコンゴ民主共和国で、熟練労働者不足や電力・道路などイン フラの不備から産出が停滞。過去3年間でコバルト相場は3倍に跳ね上がって おり、同社はこれに着目していた。

同氏によれば、同社は開発資金のうち最大60%の確保を目指している。2010 年に開発を終了する予定で、年4100トンのコバルト産出が予定されている。開 発に成功すれば、同社は米OMグループに次ぎ世界2位のコバルト生産会社と なる。

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