NY銅先物:下落、米景気鈍化で需要後退との懸念強まる-3.716ドル

27日のニューヨーク銅先物相場は下落。在 庫増加や世界2位の銅消費国である米国の景気鈍化に伴い、需要が世界全体で後 退するとの懸念が広がった。

米民間調査機関のコンファレンス・ボードが同日発表した5月の米消費者信 頼感指数は1992年以来の低水準となった。2年越しの住宅市場低迷に底入れの 兆しは見えていない。ロンドン金属取引所(LME)の指定倉庫の銅在庫は今月 13%増加しており、消費が減速しているとの懸念が高まった。

スコット・ブラス(ロードアイランド州)の金属運用部門ディレクターで 「コッパー・ジャーナル」を発行するジョン・グロス氏は「相場は下降局面に ある。米国経済の成長鈍化を受けた世界的な需要軟化を反映している」と指摘。 「在庫は積み上がっており、経済活動の鈍化を示唆している」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物相場7月 限終値は前営業日比2セント(0.5%)安の1ポンド当たり3.716ドル。5日に付 けた過去最高値の4.2605ドルから13%下落したが、年初来ではなお22%上昇し ている。

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