シカゴ小麦先物相場:上昇-豪州の乾燥気候で生育が遅れるとの観測

シカゴ商品取引所(CBOT)では27日、 小麦相場が上昇した。世界3位の小麦輸出国であるオーストラリアの東部の産地 が乾燥した気候となり、作付けが終了したばかりの小麦の生育に悪影響を与える との観測が高まった。

民間気象予報会社のメテオロジクスによると、過去2カ月間の降雨不足によ り土壌水分が減少した。また、豪州紙ジ・エイジによると、ラボバンク・グルー プは小麦の収穫高が2000万-2400万トンと、4月時点の予想である2300万- 2600万トンから減少するとの見通しを示した。干ばつの影響で豪州の穀物が被 害を受けたことなどから小麦先物は2007年に77%高騰した。

バンプ・インベスター・サービシズ(アイオワ州)の商品ブローカー、クラ ーク・ネイバーズ氏は「豪州東部での干ばつにより若干の買いが入るだろう。市 場関係者の間では昨年の状況が非常に記憶に新しい」と述べた。

シカゴ商品取引所(CBOT)の小麦先物相場7月限終値は、前週末比6.5 セント(0.9%)高の1ブッシェル当たり7.59ドル。過去1年間では52%上昇 している。2月27日には最高値の13.495ドルに達した。

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