情報通信総研の清水氏:マイクロソフトと米ヤフーの提携交渉の見通し

情報通信総合研究所の清水憲人主任研究 員は27日放送のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、18日に米 マイクロソフトが米ヤフーに提携を提案したことについて、マイクロソフトに 有利な交渉になるとの見通しを示した。

マイクロソフトのヤフーに対する提携提案の行方:

「ヤフーが買収提案を拒否したことについては、株主から強い批判が出て いた。このため新たな交渉ではヤフーは具体的な結果を出す必要に迫られてい る。マイクロソフトからすると仕切り直しをした上で、自社に有利な交渉を進 めることができると思われる」

マイクロソフトとヤフーの提携は、どのような内容であれば成功か:

「提携の内容が両社のネット広告ビジネスを実質的に一体で運営できるよ うなものになれば、買収に準じるような効果が上がったといえる」

ヤフーにとっては買収でなく提携であれば受け入れやすいか:

「ヤフーの経営陣にとっては受け入れやすくなる。しかしヤフーの株主に とって提携という方策が本当にいいものかはよく分からない。より確実にシナ ジー(相乗)効果が上がる買収を好むだろう。このため委任状争奪合戦を仕掛 けて経営陣の入れ替えを求めているアイカーン氏などが、提携交渉を支持する かは不透明だ。買収提案が再浮上してくる可能性も残っている」

グーグルとヤフーの提携:

「検索連動広告を米グーグルにアウトソースすることになる。マイクロソ フトとしては何としても阻止したいものだ」

マイクロソフトにとってヤフーは必要か:

「インターネット上でお金を儲ける仕組みは多くない。その数少ないビジ ネスモデルの1つである広告でプレゼンスを拡大することは非常に重要だ」

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