NY原油時間外:133ドル台-ナイジェリアの攻撃やアジアの補助金で

ニューヨーク原油先物相場はアジア時間27 日午後の時間外取引で、1バレル当たり133ドル台となっている。ナイジェリ ア武装勢力の石油施設襲撃による供給懸念や、アジア諸国の政府補助金が需要 を支えるとの見方を背景に上昇している。

ナイジェリアの武装勢力ニジェール・デルタ解放運動(MEND)は、英・ オランダ系のロイヤル・ダッチ・シェルの石油施設を襲撃したとの声明を出し た。インド石油・天然ガス省のS・スンダレシャン報道官は燃料価格値上げに ついて近く決定すると発言した。アジア最大の製油会社、中国石油化工(Si nopec)の幹部によると、同社は4月に約70億元(約1050億円)の補助 金を受け取った。

ハドソン・キャピタル・エナジーのアジア担当ディレクター(シンガポー ル在勤)、ジョナサン・コーナフェル氏は「ナイジェリアは事件が起こらず1週 間が過ぎることの方がめずらしい」危険な地域だと指摘。また、「米国の需要減 はすぐに、アジア地域の需要増に飲み込まれてしまうが、これは補助金のなせ る業だ」と話した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物7月限は26日の時間外 取引で一時、1.27ドル(1%)上昇し1バレル=133.46ドルを付けた。シン ガポール時間27日午後3時1分(日本時間午後4時1分)現在は133.06ドル。

26日は米・英が祝日で休場だった。

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