英ポンド:反落の可能性、個人消費と企業収益の伸び鈍化で-CME

CMCマーケッツの主任外為アナリスト、 アシュラフ・レイディ氏(ニューヨーク在勤)によれば、英ポンドはドルに対 し最近2週間の上昇から下げに転じる可能性がある。個人消費と企業収益の伸 びが減速しているためだ。

ポンドは23日、対ドルで1ポンド=1.9851ドルと3週間ぶりの高値を付 けた。原油相場が過去最高値を更新したことを受け、インフレが主要国の経済 成長率を鈍化させるとの懸念が強まった。イングランド銀行のキング総裁は14 日、「一段のショック」が英国のリセッション(景気後退)につながる可能性が あると指摘していた。

レイディ氏は27日までに公表した顧客向けのリポートで、「家計と企業の 両部門の需要面が大幅に鈍化していることから、ポンドが1ポンド=2ドル台 の水準で一段と上昇すると信じる強い理由はない」と指摘。ただ、具体的な予 想期間は明らかにしなかった。電話取材で、同氏のコメントは得られなかった。

ポンドは先週、対ドルで1.2%上昇。ロンドン時間27日午前6時48分(日 本時間午後2時48分)現在は1ポンド=1.9841ドルと、前日の1.9821ドル から値上がりしている。対ユーロでは、1ユーロ=79.69ペンスと、前日の

79.58ペンスから下げている。

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