Monotがストップ高、会員数拡充を期待-6月にも携帯サイト創設

工場用間接資材のネット通販を手掛ける MonotaROの株価が急騰。午後1時47分ごろに一時5万円(14%)高の 41万円を付け、ストップ高(制限値幅いっぱいの上げ)となった。新規会員数 を増やしながら顧客層を拡充、業績を拡大している。同社が販売する工業用間 接資材の市場規模は3兆円超と試算され、中長期的な成長が期待されている。

Monotは2000年の設立で、工場で使用する工具、ネジ、軍手などの 消耗品をインターネット上で販売。商品数は約80万点に上り、大半が1個か ら注文でき、一部商品は即日出荷も可能だ。5月14日に公表された1-3月 期(第1四半期)業績概況によると、3月末の登録会員数は前期末比6.4%増 の25万5132人。08年12月期の業績見通しは、売上高が前期比19%増の130 億円、営業利益が同77%増の8億5000万円で、それぞれ過去最高となる見込 み。

東京IPOが24日に主催したIR(インベスター・リレーションズ)イ ベントに同社の瀬戸欣哉社長も出席、約200人の個人投資家に事業内容や業績 状況などを語った。

水戸証券投資情報部の岩崎利昭課長はMonot株について、「BtoB (企業間取引)企業でアナリストの評価は高いが、マーケットの人気はいまい ちという状況が続いていた」と指摘。昨日のストップ高の理由はよく分からな いとした上で、「昨日の急騰で直近の高値を上抜け、テクニカル指標を重視す る向きがちょうちんを付けたのではないか」と話していた。

MonotのIR担当である山崎知子氏は、顧客ニーズに応えていくため に受注システムの更新・拡充を図っていると説明。登録会員が携帯電話端末か ら発注できるようにする携帯サイトの開設は、6月になりそうという。

同社株のこの日の高値で算出した株式時価総額は約190億円で、東証マザ ーズ市場で25位程度。ネットを利用したBtoB企業群の現在の時価総額は 文具や事務用品のアスクルが約1000億円、オフィス関連商品が主軸の大塚商 会が2300億円。

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