安川電株が反発、LCD向け伸長で受注は計画超過-業績上ぶれ期待

産業用ロボットなどを手掛ける安川電機の 株価が前日比44円(4.0%)高の1143円と反発。LCD(液晶ディスプレイ) 関連装置や自動車向けにけん引され、足元の受注が会社計画を上回るペースで 推移しており、業績上ぶれ期待が高まっている。

ゴールドマン・サックス証券の黒田真路アナリストは27日付の投資家向け のメモで、5月度の単独月次受注が前年同月比22%増と大幅に伸びたことを指 摘。「4月の同30%増に続き好調。会社予想を8%程度上回ったもようだ」と 述べている。

黒田氏は、4-6月期はLCD関連設備投資が受注のけん引役、7-9月 期はホンダの寄居工場向け大口受注などの自動車向けのロボット案件が受注の ドライバーに台頭するとみている。株式市場ではLCD関連事業の採算性に懐 疑的な見方があるため、月次受注が株価に与える影響は限定的となっているが、 「第1四半期決算で採算改善の度合いが確認されるならば、株価上昇に弾みが 付きそうだ」(黒田氏)。

安川電機が4月に公表した09年3月期の業績予想によると、連結売上高、 営業利益、経常利益、純利益のいずれもが過去最高を更新する見通し。純利益 は前期比3.7%増の210億円。省エネ需要の拡大でインバーターが伸びるほか、 自動車関連の産業用ロボットも高水準で推移すると見込んでいる。

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