4月米新築住宅販売52.3万戸に減少か、1991年以来の低水準に-調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査機 関を対象に実施した調査によると、27日に発表される4月の米新築一戸建て住 宅販売は減少し、1991年9月以来、約17年ぶり低水準に落ち込みそうだ。

新築住宅販売は、調査対象の62社の予想中央値で年率換算52万3000戸 と、3月の52万6000戸を下回ったもよう。同日発表の5月の消費者信頼感指 数も、93年以来の低水準になったとみられている。

住宅価格が下げ続けるとの懸念や融資基準の厳格化が需要を抑制している 上に、住宅差し押さえで市場が抱える物件は増えている。米金融当局は、一段 の値下がり見通しやそれが金融機関に及ぼす影響について、経済成長に対する リスクの「主な発生源」との見解を示している。

グローバル・インサイトのエコノミスト、パトリック・ニューポート氏は 「住宅価格が低下する地域が広がっており、下落ペースも加速している」と指 摘。「その上、消費者信頼感はリセッション(景気後退)期のレベルにあり、 ガソリン価格は過去最高値圏。これらすべての要因が重なって、低調な住宅販 売シーズンになりそうだ」と述べた。

新築住宅販売件数は、商務省が午前10時(ワシントン時間、以下同じ) に発表する。予想レンジは50万戸-57万戸。

民間調査機関コンファレンス・ボードが同時刻に発表する5月の消費者信 頼感指数は60(64社の中央値)と、4月の62.3から低下したもようだ。予想 レンジは57-63。

午前9時に公表予定の3月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数は、前 年同月比14.2%低下(15社の中央値)と、2001年に指数算出が始まって以来 で最大の下げとなったもようだ。同指数は、全米20都市部の住宅価格を対象 としている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE