日本株は反発、輸出関連中心に33業種すべて高い-上値には慎重な声

朝方の東京株式相場は、反発して始まっ ている。トヨタ自動車やみずほフィナンシャルグループなど輸出関連株や銀行 株、三菱商事や日本郵船など市況関連株などを中心に幅広く買われ、東証業種 別33指数はすべて高い。前日の米国株相場が祝日による休場で、積極的な売 買材料に欠ける中、前日急落した反動から先物主導で戻りを試す展開だ。

午前9時24分時点の日経平均株価は前日比164円19銭(1.2%)高の1 万3854円38銭、TOPIXは16.90ポイント(1.3%)高の1361.08。東証1 部の売買高は概算で1億7435万株。値上がり銘柄数は1152、値下がり銘柄数 は343。

日興コーディアル証券の小柴俊一郎課長は、「前日に大きく下落した反動 から上昇して始まった」と指摘。もっとも、連休明けの米国株市場を見極めた いとして、「買い一巡後は次第に上値が重くなる展開が予想される」(同氏) と、上値には慎重な姿勢を見せている。

原材料価格の上昇を価格転嫁する新日本製鉄は5日ぶり反発。三菱UFJ 証券による格上げやUBS証券による「買い」判断継続を受けた王子製紙が急 伸、UBS証が目標株価を引き上げた日本製紙グループ本社も買われるなど、 パルプ・紙株は東証1部業種別上昇率で首位となっている。

パシゴルHが大幅高、しまむら急落

個別に材料が出た銘柄では、2008年12月期の1株当たりの配当を中間期、 期末にそれぞれ1250円、年2500円行うと発表したパシフィックゴルフグルー プインターナショナルホールディングスが大幅高。メーカーから卸を通さずに 仕入れる取引を拡大すると一部で伝えられたイオン、日興シティグループ証券 が格上げしたマキタも高い。

半面、野村証券金融経済研究所が投資判断を引き下げたしまむらは急落。 売買代金上位では千代田化工建設、ソフトバンクなどが軟調。

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