独インフォニオンのツィーバルトCEOが退任へ-後任はバウアー氏

【記者:Philipp Grontzki】

5月26日(ブルームバーグ): 欧州2位の半導体メーカー、ドイツのイン フィニオン・テクノロジーズは26日、ウォルフガング・ツィーバルト最高経営 責任者(CEO、58)が退任すると発表した。経営陣との意見対立が理由で、 CEO就任後4年近くで職務を退くことになった。

発表によると、ツィーバルトCEOはインフィニオンの「将来の戦略的方 向性に関する見解の相違」を理由に6月1日付で退任する。取締役会のメンバ ーであるペーター・バウアー氏が、取締役会のスポークスマンとしてのツィー バルトCEOの役割を引き継ぐ。

インフィニオンはここ3年間、赤字が続いている。先月には、傘下のメモ リー専業メーカー、キマンダに絡む評価損計上を受け、8年前の新規株式公開 (IPO)後で最大の赤字を発表した。インフィニオンはこの日、製造コスト 削減に向けた新計画で収益率を引き上げる方針を示した。

監査役会のマックス・ディートリッヒ・クライ会長は発表文で、「バウアー 氏は『IFX10プラス』プログラムを通じて、すでに着手されている必要な措 置や計画を実行、拡大することに注力するだろう」と述べた。

同社によると、このプログラムは「より徹底的な」製造費削減策などを通 じて収益率改善を目指すもの。詳細は数週間のうちに明らかにするとしている。

ツィーバルト氏は経験を買われて、2004年に欧州2位のタイヤメーカー、 コンチネンタルからインフィニオンへ移籍した。

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