加ドル:3日続落、米国とカナダの成長減速を懸念-2年債利回り上昇

26日の外国為替市場で、カナダ・ドルは 3営業日続落。米国とカナダの経済成長減速を受けて、カナダ銀行が利下げ継 続を余儀なくされるとの懸念が強まった。

カナダ・ドルは21日に2カ月ぶり高値を付けて以来、1%値下がりしてい る。エコノミストらは、27日発表の米経済指標で、住宅価格の一段の落ち込み と消費者が過去15年で最も悲観的になったことが示されると予想している。カ ナダ輸出の約80%が米国向け。

RBCキャピタル・マーケッツのシニア為替ストラテジスト、マシュー・ ストラウス氏(トロント在勤)は「カナダ・ドルがさらに上昇する確信が持て ない」と述べ、「今週発表されるカナダの成長率が極めて弱ければ、カナダ銀 行への利下げ圧力が強まる可能性がある」と予想した。

カナダ・ドルは、トロント時間午後4時7分(日本時間27日午前5時7分) 現在、前週末比0.3%安の1米ドル=0.9923カナダ・ドル(1カナダ・ドル=

1.008米ドル)。23日は0.9899カナダ・ドルだった。

ブルームバーグ・ニュースが実施したエコノミスト調査の予想中央値では、 カナダの2008年1-3月(第1四半期)の国内総生産(GDP)は年率換算で

0.4%増と、07年10-12月(第4四半期)の0.8%増から伸び率が鈍化する と見込まれている。

カナダ2年物国債(表面利率3.75%、2010年6月償還)の利回りは、3 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の3.01%。価格は6セント 下げて、101.42カナダ・ドル。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE