欧州債:10年債下落、インフレ抑制でECBが利上げとの観測

欧州国債相場は下落。インフレ加速を抑え るため、欧州中央銀行(ECB)が利上げを実施するとの観測の高まりを背景に 下げた。

10年債が下げを主導。利回りは年初来の高水準にあと約3ベーシスポイン ト(bp、1bp=0.01%)に迫った。年内のECB利上げの観測が高まってい る。ギリシャ紙タ・ネアは先週末、パパデモスECB副総裁がインフレ率を2% 未満に引き下げることをECBは「強く決意」していると述べたと報じた。

ウニクレディト・マーケッツ・アンド・インベストメント・バンキングの債 券ストラテジスト、コーネリアス・パープス氏(ミュンヘン在勤)は「インフレ とECBの利上げをめぐる観測が現在、市場を動かす材料の中心だ」として、 「こうした観測で、ユーロ圏の国債利回りが大きく低下する公算は低い」と話し た。

ロンドン時間午後4時現在、ドイツ10年国債利回りは前週末比2bp上昇 の4.28%。同国債(2018年1月償還、表面利率4%)価格は0.14ポイント下落 の97.78。2年債利回りはほぼ変わらずの4.20%。

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