グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以 下の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は3営業日続落。携帯電話のチャイナ・モバイル(中国移動、 941 HK)が急落。中国当局が国内通信業界の再編計画を示したことが重しとな った。

加入者数で世界最大の携帯電話サービス会社のチャイナ・モバイルは6年 余りで最大の下げ。ハンセン指数の下げの半分以上は同社の下げによるものだ った。石油精製で中国2位の中国石油(ペトロチャイナ、857 HK)は原油高を 嫌気して5週ぶり安値となった。

ハンセン指数は前週末比584.76ポイント(2.4%)安の24127.31と、4月 16日以来の安値。ハンセン中国企業株(H株)指数は3%安の13221.28。

チャイナ・モバイルは10.20ドル(8.2%)安の114.90香港ドル。ペトロ チャイナは34セント(3.1%)安の10.62香港ドル。

【中国株式市況】

中国株式相場は3営業日続落。CSI300指 数は1カ月ぶりの安値を付け た。過去最高値近辺にある原油価格が燃料コストを 押し上げるとの懸念から、 中海発展(チャイナ・シッピング・ディベロップメント、600026 CH)や中国国 際航空(601111 CH)が安い。

中信証券(Citic証券、600030 CH)が証券株の下げを主導。売買代金 の減少が収益に悪影響を与えるとの懸念が広がった。一方で、国内通信業界再 編後に電話会社が設備投資を拡充するとの見方から、大唐電信科技(600198 CH) は上昇した。

上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建てA株に連動しているCS I300指数は前週末比115.93ポイント(3.2%)安の3559.22で終了。終値ベ ースでは、4月23日以来の安値となった。

広発基金管理の資産運用担当者、陳仕徳氏(広州在勤)は、株価下落につ いて、「信頼感の問題だ」と指摘。「過去最高値圏の原油価格や企業収益の伸び 鈍化などすべてが市場の地合いに悪影響を与えている」と説明した。

【インド株式市況】

インド株式相場は3営業日続落。減益を発表した発電設備メーカーのバー ラト・ヘビー・エレクトリカルズ(BHEL IN)が下げを主導した。

バーラトは7週間余りで最大の下げ。同社の2008年1-3月(第4四半 期)は、人件費や原材料費の上昇で前年同期比3.5%減益となり、クレディ・ スイス・グループとドイツ銀行が同社株の見通しを引き下げた。インド最大の エンジニアリング会社、ラーセン・アンド・トゥブロ(LT IN)も8日以来で最 大の下落。

ボンベイ証券取引所のセンセックス30種指数は、前週末比301.14ポイン ト(1.8%)安の16348.50で終了した。

バーラトは89.45ルピー(5.1%)安の1655.65ルピー。下落率は4月4日 以来で最大だった。ラーセンは3.4%安の2747.85ルピー。

【オーストラリア株式市況】

ASX200指数は前週末比61.0ポイント(1.1%)安の5707.0。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前週末比27.36ポイント(1.5%)安の1800.58。

【台湾株式市況】

加権指数は前週末比126.90ポイント(1.4%)安の8707.83。

【シンガポール株式市況】

ST指数は前週末比18.85ポイント(0.6%)安の3103.30。

【マレーシア株式市況】

クアラルンプール総合指数は前週末比1.41ポイント(0.1%)安の1273.37。

【タイ株式市況】

SET指数は前週末比18.79ポイント(2.2%)安の856.80。

【インドネシア株式市況】

ジャカルタ総合指数は前週末比46.23ポイント(1.9%)安の2419.73。

【フィリピン株式市況】

フィリピン総合指数は前週末比8.76ポイント(0.3%)安の2840.52。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE