人民元:ペッグ制廃止後の最高値-中国当局はインフレ抑制の公算

中国の外国為替取引で人民元は一時、2005 年のドル・ペッグ(連動)制廃止後の最高値を付けた。中国当局がインフレ抑 制を目指し人民元相場の上昇を加速させるとの観測が背景にある。

人民元のドルに対する上昇率は年初来で5.3%に達し、07年全体での7% に近づきつつある。温家宝首相は先週、物価上昇に対する対策を強化すると表 明した。

JPモルガン・チェースの為替ストラテジスト(シンガポール在勤)、イエ ン・ピンホ氏は「インフレ対策として元高を促す政策は変わらないだろう」と して、「インフレ抑制は依然、政府の最優先課題だ」と話した。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は一時、ペッ グ制廃止後の最高値となる1ドル=6.9361元を付けた。上海時間午後5時30 分(日本時間同6時30分)現在は前週末比0.07%高の6.9366元。23日は6.9417 元だった。

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