豪マーチソン:ミッドウェストに1500億円余りの買収案-株式交換で

オーストラリアの鉄鉱石会社マーチソン・ メタルズは、同業の豪ミッドウェストに対し株式交換を通じ15億3000万豪ド ル(約1520億円)で買収することを提案した。これは、鉄鉱石貿易で中国2位 の中国中鋼集団による買収提示額を上回る。

豪西部の都市パースに本拠地を置くマーチソンの資料によれば、買収額は ミッドウェストを1株当たり7.17豪ドルと評価するもので、中国中鋼の現金に よる買収の提示額を12%上回る。マーチソンは2月に、買収提示額が中国中鋼 を下回ったことを受け、ミッドウェストに対する敵対的買収案を撤回していた。

三菱商事が支援するマーチソンは、日中向け鉄鉱石輸出を扱う30億豪ドル 規模の港湾・鉄道プロジェクトの建設でミッドウェストと競合している。中国 中鋼はミッドウェストに19.9%出資している。

ミッドウェストのブライアン・オリバー最高経営責任者(CEO)は資料 で、同社とマーチソンの統合が「豪中西部をリードする鉄鉱石企業を生み出す ことになる」と説明。「鉄鉱石業界の見通しは依然として非常に明るく」、統 合は両社の株主にとってプラスになるとしている。

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