NZ経済はリセッション入り、高金利や石油高で-エコノミストの見方

ファーストNZキャピタル・グループは 26日、ニュージーランド(NZ)経済がリセッション(景気後退)に入ってい るとの見方を明らかにした。過去最高の金利水準や燃料コストの上昇、干ばつ が消費者の信頼感を損ない、個人消費を押し下げていると説明した。

経済・ストラテジー担当ディレクター、ジェーソン・ウォン氏はブルーム バーグ・ニュースに電子メールで送付したリポートで、1-3月(第1四半期) のNZ経済成長率はマイナス0.2%となり、4-6月(第2四半期)もマイナ ス0.3%との見通しを示した。今年通年の成長率は1%と、1998年以来の低い 伸びとなると予想。09年の成長率は1.8%に回復する可能性があるとみている。

NZ準備銀行の政策金利は現在8.25%。ブルームバーグ・ニュースが23 日、エコノミスト14人を対象に行った調査では、10人が9月30日までに利下 げが実施されると予想している。

ウォン氏は「小売売上高の伸びが1年以上もマイナスで、住宅市場の大幅 縮小が進行している環境では、問題は高金利環境が適切とみられるかどうかだ」 と指摘した。

1-3月期のNZ小売売上高は1.2%減少と、11年ぶりの大幅減となった。 同期の雇用は1989年以来の落ち込みとなり、4月の住宅販売は16年ぶりの低 水準だった。

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