「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカル」が首位―北米興行収入

週末の北米映画興行収入ランキングで、考 古学者の冒険物シリーズの4作目、「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカ ルの王国」(パラマウント配給)が1億100万ドル(約104億円)で初登場首 位となった。封切り後最初の週末の興行収入としては今年これまでで最高となっ ている。

調査会社メディア・バイ・ナンバーズの25日の発表によると、ウォルト・ ディズニー配給「ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛」は2300万 ドルで、2位に後退した。同作品はC.S.ルイスの児童文学シリーズ「ナルニ ア国物語」の実写版第2弾。

クリスタル・スカルは第1週の興行成績で、これまで今年の首位だったヒー ロー映画「アイアン・マン」(バイアコム配給、2日公開)を上回った。クリス タル・スカルのこれまでの興行収入は約1億2500万ドル。調査会社ボックス・ オフィス・モジョによると、同作品はメモリアルデーの祝日を含む公開後5日間 の興行収入としては、昨年の「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エン ド」(ディズニー配給、1億5300万ドル)を抜いて過去最高を記録する可能性 がある。

映画業界誌ボックスオフィスグル・ドット・コムの編集者、ギテシュ・パン ディア氏はインタビューで、「インディ・ジョーンズは相当幅広い層に受けるこ とに加え、頻繁に映画館に行かない人たちも足を運ぶ連休に封切りが重なった」 と指摘。「若者の呼び込み競争はさほど激しくない」と述べた。

クリスタル・スカルは、冷戦時代を舞台にハリソン・フォード(65)が再 び考古学者に扮(ふん)し、クリスタル・スカル(水晶ドクロ)と呼ばれる古代 の遺物をめぐり旧ソ連と対決する物語。パンディア氏によると、シャイア・ラブ ーフを共演させることで、従来のインディ・ジョーンズ・ファンだけでなく、よ り若い世代も呼び込んでいる。

メディア・バイ・ナンバーズがまとめた興行収入上位10作品は以下の通り 興行収入は23、24日の実績および25日の推定値の合計。

作品名             興行収入   劇場数  週 劇場平均  変化率 興行収入合計
                  (百万ドル)            収入(ドル) (%) (百万ドル)
1.  Crystal Skull    $101    4,260     1   $23,709   ---   $126
2.  Prince Caspian   $23     3,929     2    $5,862   -58   91.1
3.  Iron Man          20.1   3,915     4     5,146   -37  252.3
4.  What Happens       9     3,188     3     2,823   -35   54.2
5.  Speed Racer       3.99   3,112     3     1,281   -51   36.2
6.  Made of Honor     3.4    2,393     4     1,421   -28   39.1
7.  Baby Mama         3.32   2,152     5     1,544   -29   52.1
8.  Forgetting Sarah  1.67   1,072     6     1,554   -40   58.2
9.  Harold & Kumar    0.915    750     5     1,220   -54   35.9
10. The Visitor       0.781    270     7     2,893   +16    4.43
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