日マイク株が大幅高、通期営業益予想を26%増額-半導体計測器が好調

半導体などの検査製品を手掛ける日本マイ クロニクスの株価が大幅高。半導体の大型化・微細化の進展により、同社が手 掛ける検査用のプローブカードに対する需要が高まっている。プローブカード の受注好調などを理由に2008年9月期の連結営業利益予想を26%増額したため、 好業績を評価する買いが入った。午前9時21分現在、前週末比210円(5.5%) 高の4000円。

日マイクは23日の取引終了後、08年9月期の連結営業利益予想を70億円 から88億円に26%引き上げた。300ミリ対応の最先端プローブカードや半導体 専用テスタの受注が想定以上に好調だったことが主因。

ただ、4月25日に発表した3月中間期の業績予想増額を考慮すると、下半 期の営業利益予想は2億円の減額になる。「プローブカードの競合が厳しいう え、顧客先の業況もあまり良くなく、価格引き下げ圧力が強い」(IR担当の 田中久美子氏)ことを踏まえた。

通期営業益を77億円とみてきたいちよし証券経済研究所の佐藤圭輔アナリ ストは、「想定をはるかに上回る好内容」と受け止めている。同氏は、想定を 上回ったのは「液晶が会社計画を上回ったためではないか」とみており、バラ ンスのとれた成長を評価している。

佐藤氏が算出した日マイク株の妥当株価は4000円。「アドバンストプロー ブカードの競合先が日マイクを意識して価格攻勢を強めているため、当面は 4000円を固める動きとなるのではないか」と言う。

日マイクは配当性向のめどを20―30%と設定。年間配当予想を35円から 45円に10円引き上げた。

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