UBS:米国と世界の住宅ローン関連市場で追加損失計上も-目論見書

【記者:Elena Logutenkova】

5月24日(ブルームバーグ): スイスの銀行最大手UBSは、米国と世界 の住宅ローン関連市場に絡む資産で追加損失を計上する可能性を明らかにした。 同行はサブプライム(信用力の低い個人向け)ローン関連の評価損計上を受け、 株主による156億ドル(約1兆6000億円)の資本増強を目指している。

UBSが23日午後にウェブサイトで公表した株主割当増資の目論見書によ ると、同行は2007年と08年1-3月(第1四半期)に被った米国外の住宅用 および商業用不動産関連証券の損失が、「将来に拡大する恐れ」がある。詳細は 明らかにしていない。

また、同行が保有する資産担保証券(ABS)をプールしたものを参考に 証券を発行する米国の「リファレンス・リンクト・ノート」と呼ばれるプログ ラムの1つ以上について、制限または打ち切りを実施するかについて検討して いるとし、「支出を計上する可能性」があると説明した。この分野でUBSは10 のプログラムを立ち上げているが、その表面価格が169億ドルであるのに対し、 3月末時点での純残高は89億ドルとなっている。

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