【注目株】日立、シャープ、日野、三菱自、石油、インボイス、ベルナ

27日の材料銘柄は以下の通り。

日立製作所(6501):2009年度(10年3月期)までの中期経営計画の進 ちょく状況を発表し、営業利益率5%の目標を引き続き掲げた。電力設備、鉄 道車両システム、自動車機器、ソフト・サービスといった主力事業の着実な成 長、海外事業の拡大などで達成を目指す。

シャープ(6753):エリーパワー(東京都千代田区)と、太陽光発電シス テムと連携する大型リチウムイオン電池の共同開発で合意した。今後は蓄電能 力に優れたリチウムイオン電池の新規材料開発や、コスト競争力の高い量産技 術の確立を目指す。エリーパワーには、大和ハウス工業(1925)や大日本印刷 (7912)、エネサーブ(6519)などが出資している。

日野自動車(7205):独自動車部品メーカーのロバート・ボッシュが実施 中の同社日本法人のボッシュに対する株式公開買い付け(TOB)に応じる。 日野自は現在、ボッシュ株約407万4000株を保有、今回のTOB応募で18億 6000万円の売却益を今期(09年3月期)決算で特別利益として計上する。

三菱自動車(7211):ヘッドライトの一部に不具合があったとして軽乗用 車「eK-SPORT」など5車種、計2万6792台(06年8月-08年1月製 造)のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届けた。また、三菱ふそう トラック・バスも排出ガス発散防止装置に不具合があったとして、小型トラッ ク「キャンター」など6車種、計3万5822台(06年5月-08年5月製造)の リコールを国交省に届けた。

任天堂(7974):携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」の活用拡大に向け た新たな形態による情報提供の実験サービスを、日本マクドナルド(2702)の 店舗で実施すると26日に発表。任天堂はこの実験でDSの用途拡大に加え、 ゲームソフトの体験版も配布し、顧客のすそ野拡大にも役立てる方針。

石油株:出光興産(5019)の天坊昭彦社長(石油連盟会長)は26日、原 油価格が上昇したことを背景に、6月初旬以降の石油製品の卸価格算定のベー スとなる原油輸入コストが、前月比で1リットル当たり10円上昇する見通し を示した。石油連盟の定例会見で語った。

ベルーナ(9997):カタログ事業で雑貨・家具系の不振に加え、インターネ ットやモバイルを通じた通信販売も伸び悩んでいることなどを踏まえ、中期経 営計画を修正。昨年12月15日に発表した営業利益200億円の達成時期を当初 の2011年3月期から13年3月期に修正した。一方、発行済株式総数に対する 割合で1.96%に相当する100万株、10億円をそれぞれ上限に、27日から09 年3月31日まで自己株式の取得を行う。

ダイドードリンコ(2590):08年2-4月(第1四半期)の連結営業損 失は前年同期の3億円から2億6200万円と赤字幅が縮小した。主力のコーヒ ー飲料や果汁飲料などの売上高が減ったものの、販売費・一般管理費を抑えた ことが寄与した。09年1月期の連結営業利益は前期比6.4%増の49億円と従 来予想を据え置き。

真柄建設(1839):受注競争激化や建設資材の高騰で、08年3月期の単体 純損失は27億5300万円の赤字と、前期の16億2400万円の赤字(過年度決算 の訂正後)から損失額が拡大。事業用土地などの減損損失、関係会社損失引当 金繰入額などの特別損失計上も響く。09年3月期は、1億7200万円の黒字浮 上を計画。また同社では26日開催の取締役会で、第66期(08年3月期)有 価証券報告書において、継続企業の前提に関する事項を注記することを決定。

インボイス(9448):子会社のダイナシティ(8901)の事業の再構築や、不 動産ソリューション事業からの撤退による業績回復が奏功し、09年3月期の 連結純利益は216億円と4期ぶりに黒字に浮上する見通し。前期は76億8400 万円の赤字だった。

パシフィックゴルフグループ(2466):08年12月期の1株当たりの配当 を中間期、期末にそれぞれ1250円、年2500円行うと発表。新規ゴルフ場の買 収、既存ゴルフ場の安定、持続的な成長による収益基盤を条件に、株主への利 益還元として、今後継続的に配当を実施する方針への変更することにした。

住友信託銀行(8403):優先出資証券の発行を目的にケイマン諸島に全額 出資のSPC(特別目的会社)を設立すると発表した。具体的な発行総額や配 当金などは未定としている。

スルガコーポレーション(1880):26日に予定していた08年3月期決算 発表について、29日に延期する。会計監査人である新日本監査法人の監査が 現在も継続している部分があるため。

マルマン(7834):子会社エムアイトレーディングによる順調な海外市場 開拓、法人税等調整差額の戻し入れなどにより、09年3月中間期の連結売上 高が従来計画比11%上振れの50億3800万円、純利益は同27%上振れの1億 5600万円になったもようと26日に発表。売上高は前年同期比31%増になる。 ただ、原材料高騰などが響き経常利益は従来比23%下振れ2億3800万円に。

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