英ロイズTSB系保険会社に最大10億ポンドの補償請求へ―年金基金

英銀大手ロイズTSB傘下の保険会社スコ ティッシュ・ウィドウズが企業の年金基金に対し、十分な説明をせずに株式運 用型の年金プランを勧めたとして、顧客らがスコティッシュ・ウィドウズに最 大10億ポンド(約2050億円)の補償を求めて、法的措置を取る方針だ。年金 コンサルタントのアクチュアリアル・レビュー・カンパニー(ARC)が25日 明らかにした。

ARCの発表資料によると、スコティッシュ・ウィドウズは1999年と2000 年に100社の年金基金に対して、投資保証を放棄するとの説明をせずに、潜在 的により高い運用成績が期待できる株式投資型プランへの切り替えを勧めた。

ARCのディレクター、ロジャー・マクニコル氏は同日、顧客がスコティ ッシュ・ウィドウズに対し「速やかに」法的措置を取ることを支援する方針を 明らかにした。ARCは23日に英金融サービス機構(FSA)など監督当局に 報告したという。

ARCによれば、問題の年金プランは99年以降3億ドル(約310億円)強 の損失を出しており、投資家保護のコストはこの額を上回ることになるという。

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