米国市場のアジア株(23日):下落-トヨタ、ソニー、コナミが安い

米国市場のアジア株相場は下落。悪化する 住宅不況とエネルギー価格上昇で、アジアにとって最大の輸出市場である米国 の景気低迷が長期化するとの懸念が強まった。

アジア企業ADR指数は前日比1.9%安の161.09と、1カ月ぶり安値を付 けた。日本企業ADR指数は同1.1%安の105.71(バンク・オブ・ニューヨー ク集計)。

シカゴ商業取引所(CME)の日経平均先物(6月限)は1万3885円。大 阪証券取引所は1万4050円、シンガポール取引所(SGX)は1万4060円(と もに通常取引終値)。

全米不動産業者協会(NAR)がこの日発表した4月の米中古住宅販売件 数(季節調整済み、年換算)は前月比1%減少の年率489万戸。同統計開始以 来の最低である1月と並んだほか、在庫は現在の販売ペースで11.2カ月分に相 当し、過去最悪を記録した。ニューヨーク原油先物相場は前日比1.05%高の1 バレル=132.19ドルで終了。

北米での売上高が全体の約35%を占めるトヨタ自動車(TM US)のADRは

1.6%安の98.89ドル。ソニー(SNE US)は1.1%安の48.05ドル。また、クレ ディ・スイス証券による投資判断引き下げを嫌気して、ゲーム事業やスポーツ 施設を手掛けるコナミ(KNM US)が5%安の37.58ドル。

利用者数で世界最大の携帯電話会社チャイナ・モバイル(中国移動、CHL UN) のADRは5.8%安の78.34ドルと、ここ2カ月で最大の下げ。中国の通信業界 再編の一環で、同社親会社、中国移動通信集団(チャイナ・モバイル・コミュ ニケーションズ)は固定電話会社、中国鉄通集団(チャイナ・レールコム)の 経営権を獲得することになった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE