加ドル(23日):週間ベースで3週連続の上昇-原油高と金利見通しで

23日の外国為替市場で、カナダ・ドルは週 間ベースで3週連続の上昇となった。昨年11月以降では最長の上げ局面。原油 高騰を受けたインフレ加速で、カナダ銀行(中央銀行)は当面利下げを見送ると の見方が広がっている。

今週はニューヨーク原油先物相場が22日、一時1バレル当たり135ドルを 突破して最高値を更新。カナダ・ドルは16の主要通貨中10通貨に対して上昇し た。カナダ統計局が21日発表した4月の同国消費者物価指数(CPI)は伸び が前月から加速した。

BMOキャピタル・マーケッツの外為セールス担当ディレクター、ジョナサ ン・ジェンチャー氏(トロント在勤)は「カナダ・ドルは一段と堅調のようだ」 と指摘。「高い商品相場や金利見通しの変化がカナダ・ドルを支援している」と 説明した。

カナダ・ドルは、トロント時間午後3時7分(日本時間24日午前4時7分) 現在、前日比0.4%安の1米ドル=0.9886カナダ・ドル(1カナダ・ドル=1.0115 米ドル)。前日は同0.9846カナダ・ドルだった。今週は1.1%上昇。先週と先々 週の上昇率はそれぞれ0.6%と1.4%だった。21日は2カ月ぶり高値の0.9820 カナダ・ドルを付けた。原油相場も3週連続で上げている。

カナダ2年国債(表面利率3.75%、2010年6月償還)の利回りは、2ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3%。価格は4セント上げて101.47 カナダ・ドル。

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