グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下 の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は下落。指標のハンセン指数は前週終値を下回って週を終え た。前日のニューヨーク原油相場が3週間で最大の下落となったことから、中 国海洋石油(Cnooc、883 HK)が下げた。

パソコン大手のレノボ・グループ(聯想集団、992 HK)は、ドイツ銀行によ る投資判断の引き下げで売られた。レノボは3月7日以来で最大の下げ。

一方、中国の通信業界再編の報道を受けて同国の電話会社、チャイナ・ネッ トコム・グループ(中国網通集団、香港、906 HK)とチャイナ・ユニコム(中 国聯通、762 HK)は上げた。

ハンセン指数は前日比329.05ポイント(1.3%)安の24714.07と、終値とし ては4月18日以来の安値となった。週ベースでは3.5%下げた。ハンセン中国 企業株(H株)指数は前日比1.3%安の13636.41と、4月22日以来の安値。

Cnoocは1.04ドル(6.6%)安の14.76香港ドル。レノボは44セント (6.8%)安の6.01香港ドル。チャイナ・ネットコムは3ドル(12%)高の

27.05香港ドル。チャイナ・ユニコムは1.96ドル(12%)高の18.48香港ドル。

【中国株式市況】

中国株式市場は、CSI300指数が続落。週間ベースでは、ここ5週間で最 大の下げとなった。四川大地震での損失が一部投資家の予想を上回るとの懸念 が広がっている。

中国最大の産金会社、紫金礦業(601899 CH)は上場以来の安値。金属相場 の下落に反応した。江西銅業(600362 CH)は1カ月ぶり安値となった。

上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建てA株に連動しているCSI 300指数は、前日比36.30ポイント(1%)安の3675.15で終了。終値として は4月23日以来の安値。今週の下落率は6.6%となった。

HSBC晋信基金管理(運用資産約8億5000万ドル)の投資マネジャー、 閻冀氏(上海在勤)は「四川大地震で市場のセンチメントは一段と弱気になっ ており、投資家が経済に対する実損を計るなか、売り優勢の状況となってい る」と指摘した。

【インド株式市況】

インド株式相場は下落。センセックス30種指数は5週間ぶりの安値とな った。同国のインフレ率が3カ月連続で中銀目標を上回ったことを受け、今年 3回目となる預金準備率の引き上げが実施されるとの懸念が広がり、ICIC I銀行を中心に銀行株が下落した。

ボンベイ証券取引所のセンセックス30種指数は前日比257.47ポイント(1.5 %)安の16649.64と、先月17日以降の安値で引けた。

インド2位の銀行、ICICI銀(ICICIBC IN)は2.1%安の862.05ルピ ーと先月17日以来で最低。同最大手のインドステイト銀行(SBIN IN)は2 %安の1573.3ルピーと、昨年10月19日以来の安値を付けた。

インド政府がこの日発表したところによれば、5月10日終了週の卸売物 価指数は1年前に比べ7.82%上昇となった。前週は7.83%上昇だった。インド 準備銀行(中央銀行)のレディ総裁は20日、現在のインフレ率は「まったく 容認できるものではない」と指摘し、同中銀は「速やか、かつ適切に」対応す る準備があると発言していた。

【オーストラリア株式市況】

ASX200指数は前日比58.9ポイント(1%)安の5768.0。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前日比7.48ポイント(0.4%)安の1827.94。

【台湾株式市況】

加権指数は前日比173.30ポイント(1.9%)安の8834.73。

【シンガポール株式市況】

ST指数は前日比38.71ポイント(1.2%)安の3122.15。

【マレーシア株式市況】

クアラルンプール総合指数は前日比2.79ポイント(0.2%)安の1274.78。

【タイ株式市況】

SET指数は前日比1.05ポイント(0.1%)高の875.59。

【インドネシア株式市況】

ジャカルタ総合指数は前日比38.00ポイント(1.5%)安の2465.96。

【フィリピン株式市況】

フィリピン総合指数は前日比10.70ポイント(0.4%)高の2849.28。

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