鴨下環境相:温室効果ガスの削減目標達成は「自主行動計画で十分」

鴨下一郎環境大臣は23日、都内のホテルで開 かれたシンポジウムで、2012年までに温室効果ガス排出量の6%削減(90年比) という目標の達成は「自主行動計画で十分だ」と述べ、既存の手法を活用して京都 議定書で課された義務を果たすことは可能との姿勢を示した。

さらに、「6%を確実に実現するのは大前提」(鴨下氏)とし、この目標が達 成できなければ、日本はポスト京都の枠組み作りに向けた協議の中で発言力を失う と警告した。

一方で、鴨下氏は京都議定書の約束期間終了後の2013年以降は、排出量取引 のような「努力をインセンティブに変えるような経済手法をできるだけ早く導入す べきだ」との考えを明らかにした。

また、今後10-20年で世界の排出量を下降に転じさせる「ピークアウト」の 必要性が議論されるなかで、約20年後までには排出量を「25%から40%程度は削 減できることは科学的に裏づけがある」と話し、中期的な排出量の削減に自信を示 した。

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