中国社保基金が新興市場投資へ-米フィデリティ、運用委託獲得目指す

米フィデリティ・インターナショナルなど 世界の投資信託運用会社が、中国の740億ドル(約7兆7000億円)規模の公 的年金、全国社会保障基金理事会(社保基金)から運用委託の契約獲得を目指 している。

社保基金は新興市場や欧州の株式指数に初めて投資する方針で、国外株式 市場への投資を支援する資産運用会社を募集していることを22日に明らかに した。同基金は現行規定の下、運用資産の最大20%を海外に投じる可能性があ る。

基金は社会保障をより多くの国民に広げるため、運用資産のリターン(投 資収益率)向上を目指しており、米サブプライム(信用力の低い個人向け)住 宅ローン市場の崩壊に端を発する信用収縮で落ち込んでいた欧州や新興市場の 回復の機に乗じようとしている。MSCⅠ新興市場指数は1月22日の直近の安 値から17%反発。ダウ欧州株価指数は3月17日に付けた年初来安値から11% 上昇している。

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