スクエニ株が午後急落、主力のゲーム事業不振で前期減益-今期も鈍い

家庭用ゲーム機向けソフトウエアの開発・ 販売を手掛けるスクウェア・エニックスの株価が、午後2時の前期(2008年3月 期)決算発表後に下げに転じた。主力のゲームソフト事業が低迷、前期決算は減 収減益となり、売上高と純利益は計画に未達だった。今期(09年3月期)業績 見通しでも回復力は鈍く、収益環境の厳しさを嫌気した売りが膨らんだ。朝方に は一時前日比170円(4.9%)高の3610円まで買われたが、決算発表後に急落し、

7.9%安の3170円まで下げた。

08年3月期連結決算は、売上高が前の期比9.8%減の1475億円(従来予想 は1625億円)、最終損益は同21%減の92億円(同120億円)と、ともに計画 に届かなかった。主要な事業部門別の営業利益は、ゲーム事業が前の期比46% 減の89億円、オンラインゲーム事業は同13%減の59億円、モバイル・コンテ ンツ事業は同42%減の18億円。一方、前の期に3億5000万円の赤字だったア ミューズメント(AM)関連事業は31億円の黒字に転じた。出版事業は同

0.6%増の36億円だった。

今期の連結業績については、売上高で前期比8.5%増の1600億円と増収を 見込むが、本業の稼ぎを示す営業利益は同2.4%減の210億円と連続減益になる 見通し。ブルームバーグ・データに登録されたアナリスト20人の予想平均は、売 上高が1826億円、営業利益は328億円となっており、会社計画はアナリスト予 想を下回る。

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