来週のNY原油:上昇か、相場予想の引き上げや在庫の減少で-調査

来週のニューヨーク原油先物相場は上昇 しそうだ。複数の銀行による相場予想の引き上げや米国の原油在庫の減少を受 け、投資家による買いが拡大するとみられている。

ブルームバーグ・ニュースが、アナリストを対象に実施した調査では、回 答者29人中14人(48%)が、来週の原油相場は上昇するとの見通しを示した。 下落予想は12人(41%)、ほぼ変わらずとの見通しを示したのは3人だった。 前回の調査では、回答者の47%が今週の原油相場の下落を見込んでいた。

米ゴールドマン・サックス・グループが16日、下期(7-12月)の相場 見通しを1バレル当たり141ドルに引き上げたことに加え、ソシエテ・ジェネ ラルとクレディ・スイスが20日、相場見通しを上方修正したことを受け、原 油先物は今週、初めて130ドル台に乗せた。

エネルギー関連のコンサルタント会社キャメロン・ハノーバー(コネティ カット州)のピーター・ビューテル社長は「相場は機関車のようだ」と指摘。 「ある時点で向きを変えるだろうが、それが来週だと示唆するつもりはない」 と述べた。

米エネルギー省が21日に発表した在庫統計によると、先週の原油在庫は 532万バレル減の3億2040万バレルと、過去4カ月で最大の落ち込みとなった。 また、16日終了週の製油所の稼働率は87.9%と、1月4日終了週以来の高水 準となった。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場7月限は今週に入 って5.24ドル(4.2%)上昇し、1バレル当たり131.28ドルとなっている。 22日には135.09ドルと、1983年の取引開始以来の最高値に達した。上昇を予 想するアナリストが大半を占めたのは、20週間ぶり。原油相場がアナリストの 予想通りの値動きを示したのは2004年4月の調査開始以降、50%となってい る。

ブルームバーグは石油アナリストとトレーダーを対象に毎週木曜日に翌週 の原油価格について、上昇、下落、ほぼ変わらずの見通しを問う調査を実施し ている。今回の調査結果は以下の通り。

                     上昇       下落     ほぼ変わらず(人)
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                      14         12       3

--With reporting by Grant Smith in London and Christian Schmollinger in Singapore. Editors: Joe Link, Dan Stets

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