板硝子株が一段安、原燃料高響き今期大幅減益に-自動車用販売不振も

日本板硝子の株価が、午後に入り下げ幅を 広げている。原燃料価格の高騰が利益を圧迫するほか、主要市場の日米欧で自動 車用ガラスの販売が振るわないとして、今期(2009年3月期)業績が大幅な減 益に落ち込む見通しと、午前11時に発表した。これを失望した売り圧力が増し、 一時前日比40円(7.9%)安の464円と、東証1部の下落率上位に顔を出す。

板硝子が示した09年3月期の連結業績計画によると、売上高は前期比

1.7%増の8800億円と増収を確保するものの、営業利益は同33%減の310億円、 純利益は同60%減の200億円と2けた減益に落ち込む見通し。原燃材料価格の 大幅な上昇により利益が圧迫される。世界的な自動車需要の冷え込みを背景に、 相対的に利益率が高い新車組み立て用ガラスの販売も低調に推移する見込み。

ブルームバーグ・データに登録されているアナリストの予想平均は、売上高 が8253億円(10人の平均)、営業利益が471億円(9人の平均)、純利益は 207億円(9人の平均)。会社側計画は、いずれもアナリスト予想を下回る。

08年3月期連結決算は、売上高が前の期比27%増の8656億円、純利益は同

4.2倍の504億円だった。連結子会社化した英ピルキントンの1年分の業績が寄 与。東欧など新興国で建築用ガラスが伸びた。

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